1/4クォーターリタイア(バン!バン!バカンス!)への道NO30

qr21412006-09-04

クォーターリタイアは、中田英寿流『自分に厳しく働いて』、
 オシャレに、カッコ良くバン!バン!バカンス!

Uターンしようとした駐車場、ワイヤーが見えなかった。
 バイクから引き剥がされた体が、中を舞い、無人のバイクはスローモーションの様に横転した。
一瞬 何が起こったのか訳が判らなかった。 気を取り直して、傷ついたバイクを引き起こした。
 エンジンがかからない! オーバーフローか?、、色々やったがだめだ!
もう一度ホテルに駆け込み、支配人に事情を話したら、メカに詳しい友人を呼び出してくれた。
 しばらくすると、ワゴン車で息子と一緒にトーマスが来た。すぐにブースターケーブル
バッテリーにつなぎ、エンジンは一発始動!サンキュウ フォー カインドネス!
 名残惜しかったが、夕暮れの道をホバート目指して走り出した。
川沿いから、森のワイディングロードまで来たころには、辺りは真っ暗、ヘッドライトだけを頼りに、回転をあわせ 5速60km、逸る気持ちを抑えながらクネクネ道を進む。
 すると、突然 黒い物が道を横切る?『ワラビー?』、、1匹、また1匹、、、
そして、ついに事件は起こった! いきなり10匹ぐらいの『ワラビー』の大群に囲まれたかと思うと
 バイクと併走してくるではないか! やばい!慌てて減速したが 時遅し!
バイクの下に潜り込んできた 『ワラビー』に乗り上げ、そのまま転倒!バイクを放して、
 一瞬早く 前周り受身を取ったが、バイクは火花を上げながら 路面を滑り、
10m先でなんとか止まった。急いで駆け寄り、バイクを引き起こし、エンジンをかけたが
かからない!緩やかな下りの道、一か八か 押しがけ、、かかった!
 いつの間にか、空には満月の月が浮かんでいた。
クォーターリタイアへの道は波乱万丈     トゥービィーコンテニュー

負けないで

負けないで