1/4クォーターリタイア（バン!バン!バカンス!）への道ＮＯ３１

クォーターリタイアは、祐ちゃん流、品行方正に働いて、
ハンカチ片手にバン!バン!バカンス!アスリート、体育会系、肉体派、ガテン系の天職！

『この先７０ｋｍ給油所なし』の看板地点まで戻って来た時、段々明度が落ちて来ていた
ヘッドライトが、ついに消え、ついでにエンジンも止まった。
　仕方が無いので、空き地でキャンプする事を近所に告げ、その夜は爆睡した。
翌朝、バイクをチェックすると、右のクランクケースがかなり削れていた。
　しかし、ホーンも鳴るし、セルも回る、でもエンジンがかからない。
隣の民家のオヤジさんに相談したら、自分の車にブースターケーブルをつないで、
　エンジンをかけるのに協力してくれた。　程なくエンジンはかかり、感謝感激しながら
ホバートに向けて走り出した。　回転を合わせてクラッチをつなぎ、ボチボチと
３０ｋｍぐらい走った所で、ガソリンスタンドが在った、満タンにしてもらったが
またエンジンがかからない、バッテリーが上がっていた。
　急速チャージしてまた走り出したが、ホバートの市街地まで来ると、またストップ！
沿道の人達に、この辺にバイク屋が無いか？尋ねて回り、やっとこさ１件紹介してもらい、
　２００ｋｇオーバーのデブバイクを３ｋｍ押しながら、ホバート市内のホンダにたどり着いた。
早速見てもらうと、これはジェネレーター（発電機）が壊れてる！メルボルンから取り寄せるのに
１週間かかる！　と言う。　何とか成らないかと食い下がると、あちこち電話してくれて、
レストアのＣＢ７５０Ｆ（バリバリ伝説　巨摩群モデル）のジェネレーターが流用出来るとの事
　修理が終わる２日間、川沿いの公園で近所の子供達と遊びながらキャンプしながら過ごした。
２日後、バイク屋に行くと、クラッチワイヤーもジェネレーターもばっちり治った
　愛機ＣＢ９００Ｆと、親切なエンジニア　マイクが待っていた。
ピンチの時に、切羽詰まって懐に飛び込んでいったら、まるで田舎に泊まろうの様に
暖かく助けてくれたＯＺの皆さんに感謝感激　感動した！！。
　クオーターリタイアへの道は人情ロード、求めよ、さすれば開かれん！
　　　　　　　　　　　　トゥーﾋﾞｨｰコンテニュー

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バリバリ伝説(4) (講談社漫画文庫)