1/4クォーターリタイア(バン!バン!バカンス!)への道NO21

qr21412006-08-26

風の谷のナウシカ (ゲド戦記・公開記念切手 付き) [DVD]

風の谷のナウシカ (ゲド戦記・公開記念切手 付き) [DVD]

エアーズロックからマウントオルガ(カタジュタ)までおよそ数キロ、道の先に
 赤い岩で出来た乗り物の様な、生き物のような不思議な形をした塊が見えてくる。
バイクを駐車場に止めて、風の谷までのトレイルを歩く、日の当たり具合で、岩肌の色が変化する
 歩き始めて数分の右手の岩が、少し傾いた潜水艦に見えてきた『オレンジ サブマリン』!
咄嗟にそう思った。ビートルズの『イエローサブマリン』を意識した訳ではなく、その
モッコリしたユーモラスな形から来たインスピレーションだった。
 最近街で、『オレンジサブマリン』と言う名前の移動カフェを見かけて、ふっとあの岩の映像が
脳裏をフィードバックしながら、BGMに何故か『イエローサブマリン』が流れていた。
 オレンジサブマリンロックを後に一路風の谷を目指す。
途中のブッシュでカンガルーがお昼ねをしていた。起こさないようにトレイルを登っていく、
 間も無く風の谷に到着!岩と岩の間から広がるノーザンテリトリーアウトバックは、
正にオーストラリアの原風景!谷を渡る乾いた風が滴り落ちる汗を揺らして流れてゆく
このまま、あのアウトバックを何処までも歩いて行きたい衝動に駆られたが、風に後押し
されて、もと来た道を引き返した。そのまま一気にアリススプリングスまで戻り、丘の上で1夜を
過ごした。 昨年改めて訪れたが、以前と違って、エリアを抜け出したアボリジニの失業者達が
町を行き交い、時には奇声を発して物乞いをしたりしている一方で、お土産物やアートギャラリー
 では、一握りの才能あふれるアボリジニアン アーティストの作品が所狭しと並んでいる。
上海駅程ではないが、ここでも、働きたいけど仕事が無い!働くスキルが無い!そんな教育受けられない!と言ったニート天国の日本では考えられないような、極 ありふれた風景が転がっている
 川崎のプーさんは幸せ者だ!お金になる空き缶やペットボトルやダンボールが山ほど転がっているし、高級残飯?が山ほどあるから。 旅は見えない物が見えてくる!
 でもツアーバスに揺られて居てはそれもかなわない。
クォーターリタイアへの道は現実を直視できる道、まだまだ遠い。
                  トゥービィーコンテニュー