1/4クォーターリタイア(バン!バン!バカンス!)への道NO19

qr21412006-08-24

2ヶ月近くも野宿をしていると、自然と地球のリズムと言うか、時間割に生活があって来る。
 夜明けと共に動き出し、日暮れと共に爆睡! 今日も、3時〜から4時に朝日に気化熱奪われて
気温がいきなり下がる。 4時を過ぎると辺りがざわざわし始め、鳥が大騒ぎを始めるころ
 目が覚める。 コッヘルに水を入れ、キャンピングガスを点火、ブルックボンドのティーバック
でモーニングティーをススリ、地球の歩き方 (迷わせ方)を、パラパラめくり、うんちく話を
インプットする。 そして、おもむろにシェラフをたたみ、テントをたたみ、出発!
 本日も快晴! 遠くにまだ夜明け前のエアーズロックのシルエットが、神々しく浮かび上がる
いつのまにか、頭の中に『ボレロ』の音楽が流れ出す、そして次第に大きく、はっきりくっきり
迫ってくる岩肌、見晴台には鈴なりの人垣、 かたずを呑んで日の出を待ちわびている。
 やがて東の空からおごそかにサンライズ、音楽はボレロから『2001年宇宙の旅』のオープニングに切り替わる。 朝日に照らされて、 エアーズロックがどんどん表情を変えて行く。
こげ茶色から肌色にそして赤茶色へと、音楽も『天空の城ラピュタのテーマ曲』へとオートチェンジ。 いつまで見ていても、飽きる事の無い不思議な魅力とパワーを感じる 変てこ一枚岩
 ハエよけネットを被って登ってみれば、斜度15%以上の急斜面を、錆びた一本の鎖を頼りに
這い上がって行く感じ! これじゃ毎年けが人続出時々死人発生もうなずける!
 10数匹群がるハエを追い払いながら頂上へ到着! まるで火星のような岩肌に、白いペンキで
点々とはるか彼方へと目印は続いている。でこぼこ、アップダウンの道をゾンビの様に歩いて行くと、 丁度真ん中辺りにしょぼいモニュメントが、そこにはヒゲにグラサン、パツ金の髪をポニーテールにしたパンクな兄ちゃんと私だけ、しょうがないので2人写真を取っこした。
 上から見えるのは、遠くにマウントオルガ、近くにユララリゾート、後は赤茶けた草原が広がるのみ。外周を歩き回ると、普段イメージするエアーズロックとは一味違った百面相をみせてくれて
本当にあきのこないないキャラクターだ。 クォーターリタイアへの道もまだまだあきない。
            トゥービィーコンテニュー

ボレロ!

ボレロ!

2001年宇宙の旅

2001年宇宙の旅

天空の城ラピュタ シンフォニー 大樹

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