1/4クォーターリタイア(バン!バン!バカンス!)への道NO16

qr21412006-08-20

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かたち あるもの

かたち あるもの

カカドゥーに着いたのは夕暮れ時、急いで今晩の寝床を探したが
 なかな見つからない、そうこうしている内にやがて辺りは真っ暗闇
もう右も左も判らない、そんなときフッ と目に飛び込んできたのは、とりあえず丸太を転がして
通せんぼしてある側道だった。
 これなら誰も通らないと思い、隙間から進入して、200mぐらいのところの道のど真ん中に
テントを張り、何も考えずにそのまま爆睡してしまった。
 深夜、何時ごろだっただろう?遠くの方から ダァーァー!と言う音が近ずいて来る?
夢か現実か?寝ぼけマナコでぼーとしていると突然テントにバケツの水をひっくり返されたような
スコール!いきなりの 突風と滝のような雨でテントはもみくちゃにされ、あわてて支柱を押さえ
たけど、安物のボロテントは もはや何の役にも立たず、雨の雫でびしょ濡れに、、。
 そんな状況で待つ事20分、いつの間にか雨はあがり、遠くの方にダァーと言う轟音は去っていった。テントを出ると、何も無かったかの様に空には星が瞬いていた。熱帯か!
 よれよれに成ったテントを立て直し、湯を沸かして紅茶を飲んだ。
フッと時計を見ると2時を回ったところだった。
その後一睡も出来ず夜を明かした。 翌朝濡れたテントを畳みながら、辺りを見回すと、100mぐらい先に川が見えた。川か、、、。
 その後、イエローウォーターリバークルーズに参加した。
少し霧がかかって幻想的な川面には、ハスの葉っぱの様な水草の上を野鳥が歩き回り、岸辺の方に
目をやると何匹もの 『クロコダイル』が、、、クロコダイル!?水辺?川!丸太→進入禁止→
クロコダイル! 何も知らずにテントを張って居た所は実はとんでもない所だった!
日向ぼっこしている何十匹ものクロコダイルを見てゾォーとした。
 生きているからクォーターリタイアへの道はまだまだ続く。
                 トゥービィーコンテニュー