1/4(クォーターリタイア(バン!バンバカンス!)への道NO7
初めてのヨーロッパは、いきなりのサプライズで幕を開けた。
スペインの首都マドリード ラッシュアワーの駅から青池保子さんのマンガ(アルカサル王城)で知ったドン.ペドロゆかりの地、古都トレドへISBN:4253073026:ditail
列車は満席だったので、かなり広めの連結の踊り場の席に、一人ポツンと窓の外を眺めていた
その時、いきなり5,6人の男女学生がなだれ込んできて、床を踏み鳴らし、手拍子をたたき
大声を張り上げ、フラメンコのように踊りだした!
それと同時に客車の方からも歌と手拍子が!?なんだ?通勤電車じゃないの?
そんな状況がトレド駅まで続き、目が点に成にながら王城行きのバスに乗ると、今度は
乗客が寄ってたかって、どこから来たんだ?何処え行くんだ?まあ座れ?これ食うか?と大騒ぎ
さらにまたみんなで歌いだし、、王城に着くと、ここで降りるのか?元気でな!がんばれよ!
走り出したバス、みんないっせいに右側の窓から手を振る! 嗚呼!バス倒れるよ!
そんな事お構いなしにいつまでも手を振る人達?もちろんみんな知らない人達!
何だったんだ?呆然と立ち尽くす私、日本人てそんなに珍しいのかな?かれこれ17年前のことだった。 それから数年してバルセロナとアンダルシアに行ったが、あいも変わらず人なっこくて、お茶目なのを見ると元祖ラテンのお国柄なのだなと最近のウルルンと合わせて思った。
これだから旅はやめられない! クォーターリタイアへの道の途中で私はつぶやいた。
トゥービィーコンテニュー