1/4クォーターリタイア（バン!バン!バカンス！）への道

六甲おろし

ワーキング・フリー―さよなら!「九時五時労働」 (有斐閣選書 (466))

今からかれこれ２０年前、私は維新の故郷の町の図書館で一冊の本と出合った。
　Ｊ.アップルガス著『ワーキング　フリー』
まだ日本人がモーレツに働いていたころ、ＳＯＨＯやフレックスタイムなど今時ではあたりまえ
　の概念がつずられていた。この本との出会いが後々私の人生を大きく変える事になるとは、
その時はまだ知る良しも無かった。
　それよりも、卒業後に始まる新しい生活に胸を躍らせていた。
産学協同システム、この言葉も今ではメジャーだが、２０年前は結構nowい　言葉だったと思う
　専門学校の雄H　当時は日本ニューライフ学院と言うベタな名前だったが、難波駅前の交差点
でカウントダウンかまし、ダッシュで道頓堀方面に歩き出す　そんな通学路が結構お気に入りだったあのころ。
　今でも阪神が優勝した瞬間に、みんなで授業を抜け出して　道頓堀に駆けつけて
大騒ぎしたのが懐かしい。カーネル.サンダースの呪い事件が起こったのもあの時だった。
　しかし、楽しい学生生活というよりもそこは産学協同システムだったので、いつの間にか
バイトを２つ掛け持ちしながら通学と言うようになり、次第に初心を忘れ本末転倒に陥っていった
　卒業しても、なんとなくそのままバイト先に残り、特に目的も目標もなくただなんとなく
時は過ぎ去っていった。
　そんなある日、高校時代の同級生から電話がかかって来た。
この一本の電話から私の運命の歯車が音を立てて大きく回りだした。
　今思えばあの時が1/4クォーターリタイア（バン!バン!バカンス！）に向けての
ターニングポイントだった様な気がする。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トゥー　ビィ　コンテニュー
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